SNS時代に名刺は必要？個人事業主こそ持つべき3つの理由

2025年7月14日

こんにちは！Mysig Design ミューシグデザインのNodokaです。
こちらのコラムでは、個人事業主様・小さなお店のオーナー様の小さなお悩みを解消できるような情報を発信しています。
少しでも皆様のお役に立てたら幸いです。隙間時間にぜひお読みください。

はじめに

皆さんは、ご自身の名刺やショップカードをお持ちでしょうか？
「InstagramやLINEがあるから名刺っていらないのでは？」
「デジタルでつながる時代に、紙の名刺って意味あるの？」
そんな風にお思いの方もいらっしゃるかもしれません。

確かに、SNSやオンラインでのつながりが増えた今、名刺を渡す機会は減っているかもしれません。
でも実は、名刺は“あなたを覚えてもらい、紹介してもらうための最強ツール”なんです。

特に、カフェやサロン、カメラマン、士業等、「人と人との信頼関係」が仕事に直結する個人事業主の方にとって、名刺は信頼感や印象を左右する重要なアイテム。

この記事では、名刺を持つべき理由と、選ばれる名刺づくりのポイントを3つの視点からお伝えします。

1. 名刺は“あなたの仕事”を一瞬で伝えるメディア

SNSやブログは「見てもらわなければ伝わらない」もの。
でも名刺は、手に取ったその瞬間に、あなたの仕事や雰囲気が伝わるツールです。

例えば

業種や専門分野、得意なことを一目で伝えられる
色味や素材、フォント、余白、お写真等でパッとみて世界観を伝えられる
お客様があとから検索・連絡しやすくなる
「紹介したい！」と思った方が、名刺を通じてそのまま情報を伝えられる

名刺は、“あなたの代わりに営業してくれる小さな看板”。
1対1の対面でも、広がりのある紹介にも、とても頼れる存在なんです。

2. デザインされた名刺は「信頼感」や「印象」を作る

名刺を手にしたときの「第一印象」は、思っている以上に大きな影響を与えます。

丁寧に作られた名刺は「ちゃんとしている人だな」という印象に
自分らしい雰囲気が伝わるデザインは、記憶に残りやすい
業種に合わせた色・フォント選びで安心感や親しみやすさがUP

たとえば、士業ならきちんとした堅めの印象に、サロンやカフェならやわらかく親しみのあるデザインにすることで、「この人にお願いしてみたい」と思っていただけます。

会社名を聞くだけで信頼を得られる会社とは異なり、個人事業主や小さなお店ほど、こうした小さな信頼の積み重ねがとても大切です。その積み重ねの結果、お客様からのお問い合わせやご来店、ご依頼へと繋がっていきます。

3. 配るだけじゃない！名刺の意外な使い方いろいろ

「名刺って配るだけじゃないの？」と思われがちですが、実は使い方は様々。

商品やサービスに添えて“ブランドカード”として
お客様が誰かに紹介するときの“紹介カード”として
リピーターにつなげる“次回予約カード”として

たとえば

サロンでは施術後に、LINE登録QRコード入り名刺をお渡しし、次の予約導線に
ハンドメイド作家様なら、商品と一緒にショップカードを同封して、SNSでタグ付けしてもらえる導線に
士業なら、セミナーやイベントで名刺を配布し、個別相談へつなげることも

名刺はただの“連絡先”ではなく、関係を育てるためのツールにもなるんです。
そして、こうした導線や載せる情報を考えて作られた名刺は、お客様を次のアクションへと導くことができます。

よくある名刺の失敗と、プロができること

自作の名刺でよくあるお悩みは、

情報が多すぎてごちゃごちゃしている
色やレイアウトに統一感がなく、チグハグな印象に
フォントが小さすぎて読みづらい
家庭用プリンターでは色味がくすんでしまう

こういったお悩みは、プロに相談することでグッと解消できます！
Canva等のデザインツールを使用すればテンプレートもたくさん出てきますし、ご自身でも見た目の整ったおしゃれな名刺を制作することはもちろん可能です。

ですが、業種やターゲットの年齢、名刺を見た人に次にどのような行動をしてもらいたいのか、名刺を受け取った方にどんな印象を持ってもらいたいのか等、100通りのブランドがあれば100通りそれぞれ必要な情報は異なり、もちろんデザインも異なります。

私たちデザイナーは、ターゲットの行動導線を考え、載せる情報を精査し、そして色やフォント、余白感、そして用紙等、名刺という小さな空間の隅々にまでこだわることで、あなたならではの世界観を表現し、ご依頼に繋がる「信頼感」を生み出します。